モダンのテゼレッターを二構や八構で回してみてはいるが相変わらず勝てない。

初手や引きが悪い時もあるにはあるけど、普通に行けそうな初手でもグダったりする。
環境最強クラスのドロースペル「知識の渇望」があっても普通に事故ることも多い。
というのも、デッキの中の多くは粗石の魔道士からのシルバーバレットを前提とした
モダン環境へのアンチカード(虚無の呪文爆弾や真髄の針など)がメインから入っていて
これらを自引きするとテンポロスにつながるデッキ構成になっているからだ。

もちろんこの構成のおかげで死儀礼やリリアナに針を刺したり、墓地系コンボを止めたりと
特殊なコンボデッキ相手にメインから戦える強みもある。
必要のないアーティファクトは知識の渇望で捨てたりテゼレットで生物化すればいい。
しかし、なにぶん使い手の僕がデッキのポテンシャルに追いついてない。
多分相手の初動3ターン目までを見て、相手のデッキ内容を看破できるレベルじゃないと
このデッキの正しい動かし方を実行することは難しいのだろう。

元々はエスパーカラーのリストを参考に組んでいたのだが
今は白を緑に変えたり死儀礼を採用したりと、どんどんおかしな方向に迷走している。
まあ緑を加えたことで「石のような静寂」や「血染めの月」といった致命的なエンチャントを
「自然に帰れ」で速やかに一掃出来るようになったのでそこだけは満足。
一応白にも解呪があるし、評決や流刑を採用できる強い色ではあるけど
除去は滅びとか薬包に任せて、なるべく血染めの月で詰まないようにした。
石のような静寂や血染め以外にも対処できる衰微の存在も緑を採用するメリット。
死儀礼はマナブースト要員かつ「罠の橋」発動中のダメージ源かつ墓地対策。
でも1ターン目に出せるかはちょっと微妙なので今後外す可能性も大きい。

迷走している最大の原因は多分工作員テゼレットのせい。
7tixで2枚買ったこいつをせっかくだからどうしても採用したくて青黒という色を組んでるけど
モダンで最近結果を出してるテゼレッターは青タッチ赤緑の構成が多いらしい。
後者の方が血染めの被害を受けにくく、色事故も起こりにくいようだ。
黒を採用する理由が処刑人の薬包くらいなので、正直黒を外してもいいのだが
工作員テゼレットが悲しい思いをするので、しかたなく黒を採用するしかないのだ。

ああ、大会とかでテゼレッターで勝ち抜ける人は凄いなあ。
以下公式サイトコミックでのテゼレットのお言葉をご拝聴ください。

「俺は求道者の完璧な構想を信じていた。だが今は欠陥しか見えない。」
今の僕の心中を代弁してくれているようだ。

「詐欺だ!因果応報だ。俺は騙されていた。」
僕も挫けそうです。

「逆境で勝つ。そして、ありふれた道具の使い道を見つける。」
そういやテゼレッターほどフレーバー的に完成されたデッキもないよなあ。
テゼレットは求道者の落ちこぼれで、PWの中では一番設定が酷い扱いだけれど
今後強力なアーティファクトが出るたびに力を増す美味しいポジションでもある。
テーロスでも何やら用意されているようだし、今後もテゼレッターをやめません。

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