【眠てぇ戯言にゃ中指(センターフィンガー)!】

本日はいろいろあってゲーセンに寄ってきた

お目当ては今週稼働したばかりのポップンミュージックの新作「ラピストリア」
ここから先は延々とポップントークなので、興味ない方はプラウザバック推奨。
あるいはゲーセンに行ってレッツプレイ!

ゲーセン自体久々すぎて、専用プレイカードを家に置いてきたなどという失態をしつつ
並んでいる上級者に混じりカード無しプレイで初心者を装う僕を待ち受けていたものは…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【自棄酒好きな奴にとっちゃ良い火が来たろ?】

さてラピストリアだが、稼働前時点での僕の印象は「なんじゃこりゃ」といった感じだった。

事前情報で断片的に入ってきていた情報によると、最大の懸念点は、
これまで16年近く積み上げてきたキャラデザが180度変更になるらしいという事だった。
ご丁寧にキャラクターPVまで作って…そういうのいいから…

例えるならジョジョリオンの作画が来月から高山としのり先生に変わるレベルの変化だ
(別に としのり先生がダメなわけではないが…培ってきた作風とかあるよねって話)
漫画ポケットモンスターSPECIALが途中で作者交代してガラッと絵柄を変えたのを思い出す


弐寺に萌えは要らないと思う一方で、ポプには健全なゆる可愛さがあると主張する身として
今回の少女マンガチックなキャラデザには違和感を禁じ得なかった

ありていにいえば、「これもうポップン終わったな…」と思ったのだった

ーーーーーーーーーーーーー
【妬み嫉みマジで気になるって言っちまいなよ】

そもそもメインである弐寺すらもロクに触れてない状況でポプなんてどうでもいいわーとか
思いつつもやはりいざ稼働したと聞くと、気になるのは音ゲーマーの性。
DNでも画像付きでその様子を報告している方がいたりして、ますますそそられる。

というわけで、とりあえず新曲だけでも触っておこうと思い、ゲーセンに向かった。
というのが冒頭の話。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【大人しくて楽しめてる君が誇らしくてよ】


実際にゲーセンで並んでいると、誰も彼もがある一つの曲を演奏していた。
それは新曲の中でも出現条件があるのか、僕は選べなかったのだが…
その曲はまさにファンが求めていたポップンらしさを持ち、一際輝いていた。

あまりに良すぎて、帰宅後速攻でニコ動やようつべを漁り、その曲を見つけて聴き込んだ。
聴き込めば聴き込むほど脳汁が出てきて、頭が沸騰しそう。

問題のキャラデザの方はまだ違和感がぬぐえないけれど
この曲が収録された時点で既にラピストリアはポップンとしての責務を全うしたといえる
毎作新曲は何かしら胸を焦がす良曲が来るけど、今回は特に最高だ

歌詞はまだよく聞き取れてないとこもあるけどプレイヤーへのメッセージが見え隠れし
「ごちゃごちゃ言ってないでポップンの変化と未来を受け入れろ」という力強さがある
ファンの不安を楽曲でアンサーする姿勢に惚れたぜ。 あついやばいまちがいない。


曲名も「火風陸空」で「ヒップロック」と読ませてるっぽい…
ポップン史のターニングポイントとなったヒップロックシリーズで新たな時代を作るとは胸熱

ここ数年で一番直球な超良曲、前作の「mynarco」といい右寺さん覚醒しすぎ
この先これを超える隠し曲なんて用意してあるの?
wacやdj.TAKAの壮厳なボス曲では味わえない、ポップンらしい良さが詰まってると思った。



なおクリアできん模様


--------------------

しかし、キャラデザって言っても変わってるのほんの一部じゃないか…(安心)
そこはせめて新曲分だけでも全部デザイン変えとけばいいのに統一感ない気が

しかもよりによってデザイン変えてない組に獄卒君いるし(歓喜の震え声)
この日記を、敬愛する Handsome JET氏と Jason Michael Stillwind Borenstein氏 、
そして見良津 健雄氏に捧げます。

-------------------------

いつだって訃報というものは悲しいものだ。
大切な家族でなくとも、身近な人との別離は当然ながら筆舌に尽くしがたいものだ。

時には好きだった芸能人やアーティストが逝去することもある。
その悲しみは大きいが、おそらくは身内が死ぬほどではないだろう。
ファンはその死を悼み、悲しみ、それでも日が経つにつれて少しづつ忘れていく。
そしてふとした時にその死を思い出し、その時はまた悲しみに包まれるのだろう。


音ゲーマーもまた、僕が知る限りで3人の関係者との別離を経験している。
先日の日記でも曲に軽く触れた、パンクの申し子 Handsome JET氏。
初登場から大旋風を巻き起こしたマイケル・ア・ラ・モードこと Stillwind Borenstein氏
そして今回紹介する 見良津 健雄氏である。

---------------------

見良津氏は、様々なジャンルで活躍していたギタリスト兼作曲家だった。
wikipediaによると、遠藤正明や玉木宏など様々な方面に楽曲を提供していたという。
「ジャンピングフラッシュ」や「レジェンドオブドラグーン」等、ゲームにも曲を提供した。

そしてBeatmania2DXのプレイヤーならご存知のギターとバイオリンによる2人組ユニット
「Twin AmadeuS」のギタリストでもあった。


Twin AmadeuSの楽曲は2DXに3曲しか収録されていないが、いずれも名曲ぞろいである。
バイオリンと絡み合うように紡がれる泣きのギターが生み出すクラシカルな雰囲気に
打ち込みやスクラッチを使用したキレキレのリズム隊を取り入れた作風が特徴だ。
大ざっぱに説明すると「情熱大陸」のような楽曲群だといえば伝わりやすいだろうか。


RPG的な大仰しさがなく、あくまでも自然な哀愁や壮大さを持ち
神々しささえも感じさせる氏の楽曲はいずれも人気が高い。
ゲーム難易度はやや癖があるもののそこそこで、選曲率が高いとは決して言えないが
外部提供曲にも関わらず、今もなお削除されずに収録され続けている。

-----------------------
以下、2DX収録の氏の楽曲を勝手にライナーノーツ。


Freezing Atmosphere

 ・Twin AmadeuSによる2DXへの提供曲第一弾。極寒の地をイメージして作られた。
  曲名を知らなくてもその情景が目に浮かぶ、美しくも凍えるようなメロディを持つ。
  一方で曲が盛り上がるにつれて発狂するギターの音色は非常に熱く情熱的。

  見良津氏が逝去した週の2DXのウィークリーランキングでは、スタッフの計らいにより
  同曲が対象曲となり、全国で哀悼のプレイが行われたという伝説を持つ。
  (WR対象曲は基本的に当時の最新曲が選ばれるため、まさに異例の処置であった)


・Wonder Bullfighter

 ・前作とは一転、闘牛士をイメージした抒情的なスペイン風の楽曲。
  ザクザクと刻まれるバッキングにスクラッチノイズが混ざり、より攻撃的になりつつ
  バイオリンとギターの掛け合いによる情熱的な旋律はそのまま残っている。
  ゲーム性と音楽的な斬新さのバランスが絶妙で、僕はこの曲が一番好き。

  楽曲の評価とは異なるが、同楽曲のムービークリップは非常に美しく
  元素記号表が様々な植物の写真で埋まっていく様は意味深で、とても神秘的である。


・alla turca con passione

 ・氏の最後の提供曲は、ユニット名「Twin AmadeuS」の元ネタでもある
  ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの「トルコ行進曲」のアレンジとなった。
  原曲からして既に完成度が高く、既に多くのアレンジが世に存在していたが
  同曲はそれらにひけをとらない、見良津節全開のトラックとなっている。
  
  クラシックアレンジの宿命として、2DX内ではやや影が薄い感はあるが
  前2作と比較して曲調がやや速く、リズムも力強いためノりやすい。


可能ならば、ぜひ見良津氏のアルバムを手に取ってもらいたい。
クラシック系インストや、メタルのギターソロなんかが好きな人は気に入ると思われる。

音ゲーどころか音楽に詳しくない一般人にも自信をもってお勧めできる。
上述作品は明らかにゲームの曲の枠で収まるレベルを超えていると言わざるを得ない。


------------------

結びに。

仮に天国がこの世に存在しないとしても、死後その名を覚えてくれる人がいて
自身の作品が評価され続けるとしたら、おそらくその人にとって本望であるに違いない。

天国の面積は人生を印刷するスペース…
きっと天国とは天の上ではなく、生きている人々の心の中にあるという事なのだろう。


Handsome JET氏
Jason Michael Stillwind Borenstein氏
見良津 健雄氏


願わくば、もっと彼らの関わった作品が世に知られますように。




明日からようやく人並みに休めそうで何より。

今日はせっかくの連休だけどMTGくらいしかやる事がなくて暇を持て余している人にむけて
音楽シミュレーションゲーム(音ゲー)の宣伝というか紹介を行うことにする。
いつも定期的にやってる押し売り系ダイレクトマーケティングである。

音ゲーはそれなりにお金と時間がかかるエクストリームスポーツなので
ここではゲームそのものではなく、収録されている音楽に焦点を当てたいと思う。

タイトルに桑田圭祐+ジョンレノンネタをぶっこんだ時点で今日の目的は達成されたのだが



【MTGと音ゲーの等価性】

僕の持論ではあるけれど、MTG好きな人は割と音ゲーも好きになれると思う。
以下の症状に当てはまる人はきっと音ゲーも楽しめるよ!

 ①カード名とかが好きな人

   カードの英語名とかが好きでいろいろと覚えてるタイプの人は
  音ゲーの一部の曲名にもある種のときめきを覚えるだろうと思う。
 

 ②デッキのアーキタイプを覚えるのが好きな人

   クイックントーストとかデッドガイエールとかいったデッキ名にときめきを覚える人は
  Nu-styleとかHi-NRGのような細かい区分が大好きな「ジャンル厨」になる素質がある。


 ③楽屋ネタが好きな人

  公式サイトのカードデザインや世界観に関するコラムが大好きだという人も多いだろう。
 音ゲーシリーズは僕の知る中で最もこういったゲーム外の楽屋ネタが充実したゲームだ。
  音楽の作曲経緯や歌詞の世界観はMTGのそれにもひけを取らない面白さだし
 ネットで「ビーマニ芸人」と称賛されるスタッフ達の愛すべき奇行コラムも充実している。

-------------------
最後に、各音ゲー機種をちょっぴり紹介して終わりにしたい。
(当方KONAMI信者なので太鼓とかはここでは割愛。)
暇な人はこの連休を機にぜひとも一度くらい触ってみてはどうだろうか。

 【DDR】

 直観的なインターフェイスに見えて、非常に体力を削られる健康遊具。
 smile.dkの「Butterfly」は当時のCMでも流れておりあまりにも有名。
 
  代表曲「B4U」 http://www.youtube.com/watch?v=-dPK9HQIufk


 【ギターフリークス&ドラムマニア】

 ギターとドラムという実在の楽器に近いインターフェイスが特徴的なシリーズ。
 今はどうか知らないけど、かつては「天体観測」や「さくらんぼ」といった
 当時の中高生に人気だったメジャーな曲がたくさん入っており人気もあった。

  今でこそ下火な印象がぬぐえないが、あさきや泉陸奥彦、小野秀幸、TOMOSUKE、
 SUPERSTAR満といったKONAMI主力メンバーはギタドラ出身のアーティストが多い。

  代表曲 「Timepiece phase II」   http://www.youtube.com/watch?v=m25vchYfIfA


 【ポップンミュージック】

 MTGでいうレガシーにあたるほどの音楽プールの広さを誇る新感覚モグラ叩き。
 ポップンに好きな曲が一つも見当たらないって人はジョンケージでも聴いてろってレベル。
 ニコ動などで有名な「凛として咲く花の如く」や「ふしぎなくすり」はポップン出身の曲。

  代表曲 「Homesick Pt.2&3」    http://www.youtube.com/watch?v=rRPeHFCydqc


 【jubeat】

 音ゲー機種としては若手に入るが、音楽の幅広さはなかなかのものを誇る。
 初心者からでもそこそこの難易度までならクリアしやすいので非常にお勧めできる。
 
 代表曲「Evans」    http://www.youtube.com/watch?v=wMpjII3Pia4


 【リフレクビート】

 正直数えるほどしかやったことないのだが、jubeat以上に直観的でクリアしやすい。
 ゲーム的にはチャージノーツがとにかく楽しいのでjubeatより個人的にはお勧め。

 代表曲 「Broken」  http://www.youtube.com/watch?v=xHGW7P861yY


 【BeatmaniaⅡDX】

 ターンテーブルとシーケンサーをモチーフにし、よりクラブ方面の音に特化した機種。
 …に見せかけてピアノ協奏曲やらバンドサウンドやらが普通に入っていたりもする。
 ニコ動で有名な「RED ZONE」「GOLD RUSH」などを輩出した機種でもある。
 
 代表曲 「V」      http://www.youtube.com/watch?v=jXhT2Umsz3U


 【SOUND VOLTEX】

 一回もやったことない…(音ゲー信者失格)
 まあ、初音ミクとか好きな方はこちらをどうぞ。
 つまみをうねうね回すの僕もやりたいんじゃぁ~^^

-------------------------

正直僕は多忙につき最近全く音ゲーしてないけど、新曲を追うだけで十分楽しめている。
プレイしなくてもいいからサントラだけ買えばいいんじゃないかな?(暴言)

そしてゆくゆくはDNでも音ゲーネタを拾える人がもっと増えることを切に望む。


それでは暇人諸君!ひまじんおーるざぴーぽー!
有意義な余暇をお過ごしください!(音ゲーが有意義とは言ってない)


まさかのアニメPV…雰囲気変わりすぎなキャラデザインで草不可避
MZD以外ほとんど別人なんですがそれは…

せめてこれまで作り上げてきたキャラデザと世界観を崩さないでほしいんですけど…
KONAMIはゴエモンの前例を忘れたんですかねえ…あくまでPVである事を祈る。


で、「ラピストリア」ってどういう意味なのか?MTGの次期ブロックの舞台か何か?
これまで2DX、ポップン、ギタドラなどのメイン機種のサブタイトルでは
ある程度テーマの伝わりやすい言葉が選ばれていたけど、これは造語っぽい。
ラピスラズリ→宝石→魔法とかファンタジーみたいな感じかな?
宝石集めて隠し曲解禁…EMPRESS…うっ、頭が…。
なんだかんだで心配はしてないけどね

まあ僕はwacが曲作ってくれるならなんでもいいや。
星座シリーズが完結するまでは会社辞めないでほしい…

ちなみに僕の星座曲は「Moon_Child」とかいうシリーズ屈指の神曲(蠍から目を逸らしながら)
向こうの国ではムーンチャイルド=蟹座の意味って知った時は嬉しかったなぁ。
蟹座は某聖闘士漫画のせいで不遇扱いされがちらしいけど、誇れる所もあるってことで。
あと僕はキャンサー・ゾディアーツが一番好きです(半ギレ)
仕事帰りに一回だけ弐寺SPADAに触ってきた。

選曲は「RISE」と「牧神笛吹きて」、「NPC World」、最後に「rainbow guitar weeps」
気になる曲は他にもあったけど、難易度とかの兼ね合いで次回以降のお楽しみに。
相変わらずいい曲がそろってるようでよかった。
新作が出たときのこの感じはいいよな。なんかこう、血が冷たくなるっていうかさ。

そして三曲目に何の気もなしに選んだ「NPC World」だけど、やばいハマるこれ…
ずっと頭に残り続けて離れないフレーズ、謎の中毒性
前作のHowlingもそこそこ好きだったけど、今作のPONはいい仕事した。
題材はシミュレーテッドリアリティかな?wacやTOMOSUKEが好きそうな厨二テーマだけど。
この曲聴いてるとなんとなく安心院さんを思い出すな。

次プレイする時は噂のマシンガン譜面をやりたい。DPにもあるのかは知らないけど。
前回日記のコメント欄で初めて知ったのだが、BEATMANIAⅡDX(以下弐寺)新作にて
僕のDNユーザー名にもなっている曲「madrugada」が削除されてしまったらしい。
曲名はどこかの国の言葉で「夜明け」を意味するが、今回は暁に斃れる運びとなった模様

http://www.youtube.com/watch?v=HLonOgOZaUY

音ゲーにおける最良曲は何かと聞かれたら、個人的にこの曲は外せないかな。
一般人、音ゲーマー、いずれの層が聴いても隙がないと思える名曲。
まあクラブのダンスホールでこの曲で踊れるかどうかは正直分からないけど
ヒーリングミュージックと考えれば、クラブ好きにもワンチャンあると思う。

低速テンポでゆったりと流れる流麗なメロディが終盤に向けて盛り上がっていく様は
まさに曲名通り、夜明けが訪れ暗闇の世界に色が塗られていく情景を想起させてくれる。

ゲーム難易度的にも中級者の壁といった感じで手堅い地力譜面な印象。
決してインカムを稼げる類の「人気曲」ではなかったのは確かだけれども
はっきりいって、なんでこの曲を削除しようと思ったのか疑問でならない。
作曲者とKONAMIの間で何かあったのか…?大人の事情なのか…?

次回作で再収録されることを切に望む。
GRID KNIGHTも復活したし、きっと大丈夫だと信じたい。


以上、実は近々DNのユーザー名を変えようと思っていた矢先の出来事。
だってほとんどの人が読み方分かりづらかったと思うし…
なんか名前変えづらくなったじゃないか。

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索