仕事に疲れて心も体もぼろぼろな時こそ、前向きな気持ちを思い起こしたいものだ。
そんな気持ちを込めて、自分なりに「ポジティブなエネルギーをもらえる作品」を
これから不定期数回に分けてレビューしていきたいと思う。


-------------------------------------

【第一回】
人は誰でも幼いころに夢を抱くが、誰もがそれを叶えられるわけではない。
そんなとき人は夢を諦めるか、なおもがこうとするかのどちらかを選択する事になる。

夢を諦める事は決して逃げではないし、新たな人生の幕開けでもある。
逆に夢に固執することは、自分の可能性を狭める行為だといえる。
「夢ってのは呪いと同じなんだ」という名言もあるように、夢への執着は自分への枷になる。

でも、それでも夢見ることを諦められない者というのは必ずいるものだ。
そして、未練がましく中途半端に夢を追いかけて、その分生活を犠牲にしちゃったりもして
結局何も得られぬままに一生を終える者もきっといるのだろう。
わ た し で す 。(AA略)

さて、今回紹介するのは「夢を叶えられなかった男」の歌だ。
どうだろう、このテーマだけで随分と名曲の香りがしてくるだろう?
ジャンルは人生の悲哀をとうとうと歌い上げるバラードかな?
それとも後悔なき人生を力強く叩きつけてくるロックかな?
とにかく聴いてみよう!




DJ TECHNORCH fw. 天誅 「 内閣総理大臣賞 〜THE WORLD〜」
                 http://www.youtube.com/watch?v=UdmVZjP_xAY (公式ch)



残念!テクノ歌謡でした!
等身大の歌詞で綴られるAパートから繰り出される悲壮感と
力強い矜持を伴って歌われる破壊力の高いサビが、厳しい現実に立ち向かう僕らの魂を
高速のガバキックで以てキックアスする異色のハードコアテクノ歌謡である!


例え叶わぬ夢でも、それにつぎ込む熱意や執念は誰にも馬鹿にさせはしない。
例えそれが実る事のない努力であったとしても。
夢だけじゃない。仕事だって目標の積み重ねという意味ではきっと同じ。
皆が社長になれるわけじゃない、だからって彼らの人生が無意味だなんて誰が言える?
今は誰も認めなくとも、初心を忘れず執念を掲げて一つずつ進んでいくことが大事だ。

きっと趣味もそうだ。
MTGも世間的に決して上等な趣味とは言い難いけど、そこに関わる人達はきっと本気だ。
誰もが同じようにお金をかけられるわけじゃなくとも、それぞれの取り組み方がある。
「こんなげーむにまじになっちゃってどうするの?」と世間が嘲笑ったとしても
MTGをプレイするその一瞬一瞬が、常に楽しいものであるためにこれからも精進したいね。

この曲を聴いてそんな事を考えるのは飛躍しすぎだろうか?


-------------------------
まあ曲そのものの良さとか歌の上手さとか、聴く人によって評価は変わるだろう。
ただのつまらない電波曲って思う人もいるだろうけど、僕は至って真面目に
この曲はこの先の人生でもずっと聴き続ける類の曲だと思っている。


ちなみに作曲者のDJ TECHNORCH氏は、BMS作家(同人ビーマニみたいなもん)から
本家BEATMANIAⅡDXに参加することになった音楽クリエイターで
どちらかというと「夢を叶えた」人の部類に入る。
色々とエキセントリックな印象を受ける人物だが、きっと氏も苦労されたのだろう。


おすすめレビューみたいなつもりで書いたのに
どちらかというと僕自身への自己啓発の側面が強い文章になってしまったな…

コメント

にし
2014年3月13日0:03

人に夢と書いて儚いと読むんですよ

庭師colors
2014年3月13日0:10

>にしさん

夢は重荷、金はオールマイティですね。わかります。

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索