男の子は誰だって厨二プロデューサー
2014年3月17日 趣味 コメント (2)毎日が反省会
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さて、諸兄は「エターなる」という言葉をご存じだろうか?
eternal(永遠)を語源とするその言葉は、クリエイターにとって「作品の未完」を意味する。
原義的には、RPGツクールを用いたゲーム制作が永遠に頓挫する事を指す。
ツクラー達が厨二的妄想と情熱をつぎ込み、壮大なスケールで描いた設定やシステムは
日常のスケジュール管理や他の趣味への気移りといったゲーム制作の現実にぶつかる。
そして多くの場合そのゲーム製作は打ち切られ、作品は永遠の虚無をさまようことになる。
ツクールの売上に対し、倍くらいの数の作品がエターなっていると言っても過言ではない。
ゲームが完成するという事はそれだけで成し難い、忍耐の賜物なのである。
エターなるという言葉はツクラー達の間で生まれたものだが、その概念自体は
あらゆるクリエイターの現場で発生しているものであろう。没曲や没原稿といったものだ。
その中でも、「物語を作る」事を軸にしたものは特にエターなりやすい。
音楽や絵画のような素養を必要としないため、多くの人がやりたがるからだ。
作者の社会生活の都合で、制作時間を捻出出来なくなった例もあるだろうが
作品内での矛盾と伏線の管理や、鑑賞者の期待に応える事が難しくなる例も多い。
そして時間経過と共に作者がその作品を制作するモチベーションを維持できなくなる。
例えば新都社などで漫画作品の連載が度々投げられるように。
音楽や彫刻、絵画などはある程度の途中経過を見て失敗作かどうかを判断しやすいが
物語に関しては、紡いでいく途中で良い方にも悪い方にも転んでいく。
クライマックスまで順調に盛り上がっていっても、ラストで破綻する可能性すらある。
個人のゲーム制作ではこのほかに「ゲームバランス」「フラグ管理」といった作業が続き
どこかで綻びが出た時点で、その作品はエターなる運命に片足を踏み入れることになる。
もちろんエターなることは決して悪い事ではない。
アマチュアの素人が無報酬で、情熱のみを頼りに作品を製作することは非常に難しい。
失敗から学ぶこともたくさんあるだろうし、エターなることを恐れる必要はないのだ。
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あれ?何で僕は延々と「エターなる現象」について語ってるんですかね・・・?
こんなはずでは…
そうそう、元々はDNで相互リンクしていただいているレベラーさんが
「MTGでTRPGができないか」というエントリーを連載してるのを見て
僕がかつてツクラーで、MTGを題材にしたゲームを制作していた事を思い出したのだった。
それに関連した話がしたかったんだけど、さらに長文になるので今日はここまで。
製作してたゲームがどうなったかって?残らずエターなったよ。
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さて、諸兄は「エターなる」という言葉をご存じだろうか?
eternal(永遠)を語源とするその言葉は、クリエイターにとって「作品の未完」を意味する。
原義的には、RPGツクールを用いたゲーム制作が永遠に頓挫する事を指す。
ツクラー達が厨二的妄想と情熱をつぎ込み、壮大なスケールで描いた設定やシステムは
日常のスケジュール管理や他の趣味への気移りといったゲーム制作の現実にぶつかる。
そして多くの場合そのゲーム製作は打ち切られ、作品は永遠の虚無をさまようことになる。
ツクールの売上に対し、倍くらいの数の作品がエターなっていると言っても過言ではない。
ゲームが完成するという事はそれだけで成し難い、忍耐の賜物なのである。
エターなるという言葉はツクラー達の間で生まれたものだが、その概念自体は
あらゆるクリエイターの現場で発生しているものであろう。没曲や没原稿といったものだ。
その中でも、「物語を作る」事を軸にしたものは特にエターなりやすい。
音楽や絵画のような素養を必要としないため、多くの人がやりたがるからだ。
作者の社会生活の都合で、制作時間を捻出出来なくなった例もあるだろうが
作品内での矛盾と伏線の管理や、鑑賞者の期待に応える事が難しくなる例も多い。
そして時間経過と共に作者がその作品を制作するモチベーションを維持できなくなる。
例えば新都社などで漫画作品の連載が度々投げられるように。
音楽や彫刻、絵画などはある程度の途中経過を見て失敗作かどうかを判断しやすいが
物語に関しては、紡いでいく途中で良い方にも悪い方にも転んでいく。
クライマックスまで順調に盛り上がっていっても、ラストで破綻する可能性すらある。
個人のゲーム制作ではこのほかに「ゲームバランス」「フラグ管理」といった作業が続き
どこかで綻びが出た時点で、その作品はエターなる運命に片足を踏み入れることになる。
もちろんエターなることは決して悪い事ではない。
アマチュアの素人が無報酬で、情熱のみを頼りに作品を製作することは非常に難しい。
失敗から学ぶこともたくさんあるだろうし、エターなることを恐れる必要はないのだ。
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あれ?何で僕は延々と「エターなる現象」について語ってるんですかね・・・?
こんなはずでは…
そうそう、元々はDNで相互リンクしていただいているレベラーさんが
「MTGでTRPGができないか」というエントリーを連載してるのを見て
僕がかつてツクラーで、MTGを題材にしたゲームを制作していた事を思い出したのだった。
それに関連した話がしたかったんだけど、さらに長文になるので今日はここまで。
製作してたゲームがどうなったかって?残らずエターなったよ。
コメント
アニメ本編とOP動画のインパクトで目立たないけど超良曲ですわ
最近発表されていたらポップンかjubeatに提供版権枠で収録されてるレベルだと思うのです