「ローウィンではオーロラ燃える!」「だがそれは君の人生とは関係ない!」
Moxシリーズは、ただの石
BlackLotusは、ただの花
ウルザもミシュラも、ただの人

スタンダードとはウスバカゲロウのようなものだ…
             -「労働者M(adrugada)」より-

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過去何度か言及した気もするけれど、
僕が最も愛するMTGの次元は「ローウィン」である。
単純にそこに住む生物、佇む自然、その世界観が好きなのである。

昼と夜が交互に訪れ、すべての価値観が一瞬にして入れ替わる世界。
かといって差し迫った危機もなく、全てが閉じた輪の中で上手くいく世界。

MTGの大まかなストーリーラインとはかなり外れた次元であるが故に
今後ラヴニカやゼンディカーのような再訪問の可能性は低いように思われる。
そんな、惑星で例えると冥王星の様な「輪の外の儚さ」を持つ次元でもある。


今回、マジックオリジンにて発表されている緑神話枠の一つとして
ローウィンをシャドウムーアに変転させた「大オーロラ」が収録された。

カード効果は非常に大味ではあるが、次元を塗り替える自然現象を
納得いくレベルでフレーバーに落とし込んだ「正しい神話レア」だと思う。
キャストすることすら滅多に叶わないし、優位になるとも限らないのだが
ニッサともども4枚揃えてスタンでビッグマナを組みたくなる魅力がある。

常にカードの価値が変わり、移ろいゆくスタンダードの歴史の中で
そんなロマン溢れるデッキがあってもいいんじゃないかな?

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【以下どうでもいい話】

JOJO第5部のレクイエムの能力は大オーロラに似てるよね。
精神の陽と影をフィーチャーしていたり、世界が別のものに変わったり…。
「矢と弓」がローウィンからもたらされたものであることは疑いようもない。

エンヤ婆はプレインズウォーカーだった…?

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DDR収録のPluto Relinquish(通称プリン)の世界観が
大オーロラで世界変転した後のシャドウムーアとかなりマッチしてると思う。
大オーロラをキャストするときはプリンと冥王星に思いを馳せよう。


 絶対的な闇は、ただ広がる星空を見ながら静かに佇んでいる。
 人の記憶からなくなっても、ずっとそこで佇んでいる。
 輪の外の話。
              ~「Pluto Relinquish」作者コメントより~

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